今回は「旅行におすすめのクレジットカード」を紹介します。
クレジットカードの中には、持っているだけで以下のような「旅行に役立つ特典」を受けられるものがあります。
旅行に役立つ「クレジットカードの特典」
- ケガや病気の入院費用が補償される
- 詐欺被害に遭った場合、被害額が補償される
- 旅行がキャンセルになった際、損失分が補償される
- ポイントが貯まりやすく、旅費の節約できる
- 空港や駅の高級ラウンジを無料で利用できる
- 海外旅行時に24時間、日本語でサポートを受けられる
→「レンタカーやレストランの予約」「病院の紹介」など
このようにクレジットカードを所有していると、さまざまな特典を受けられますが、「一番注目したい点」は金額が大きくなりがちな「医療費に対する補償」です。
特に日本と海外では「医療費の差」が大きく、「日本医師会」や「外務省」などがたびたび注意喚起を行っています。
「日本医師会」からの引用
アメリカの医療費は日本に比べて非常に高額で、一般の初診料だけで150~300ドルの請求を受けると言われています
※150~300ドルは、1ドル110円換算で1万6,500円〜3万3,000円
「外務省」からの引用
この半年の間、ハワイにおいて事件や事故で入院した方が16人に上ったのですが、このうちICU(集中治療室)で治療を受けた方が15人おり、そのうちの11人が海外旅行保険をかけておらず、自己負担を余儀なくされたそうです。
(中略)
40代女性Bさんは、ハワイで海水浴中に溺れ、急ぎ病院に搬送され、ICUで治療をうけました。幸い、3日後に退院できましたが、海外旅行保険に加入していなかったので、医療費は全額自己負担でした。
米国の医療費は高額なことが知られています。ましてやICUともなれば、その医療費はぐっと高くなり、総額1千万円を超えることも珍しくなく、数千万に達したケースが報告されたこともあります。
(中略)
実際に、ある海外旅行保険会社によると、ここ5年間で扱った日本人医療費の最高額は、病気でハワイにある病院のICUで治療を受けたケースで3800万円だった
(中略)
健康に自信がある方でも、交通事故や水難、レジャーやスポーツ中の事故などで病院に搬送されることがあります。
たとえ健康に自信がある人であっても、病院に行った時点で数万円、入院してしまうと数百万円~数千万円の医療費を請求されることになります。
もらえる保険金は、カード会社によって異なりますが、「国内/海外ともに入院・治療費が最高1億円」というクレジットカードも存在するため、「旅行に強いクレジットカード」は頻繁に旅行に行く人にとって必需品と言っても過言ではないでしょう。
また、こうした補償以外にも、旅行先の加盟店で利用すると「ポイント還元率がアップ」し、旅費を節約できるお得なカードも存在します。
そのため、もし適当にクレジットカードを選んでしまうと、「医療費を請求されても補償されない」「旅行先でサポートしてもらえなかった」というケースが発生するので、注意が必要です。
ですが、クレジットカードはたくさんの種類があるため、「どのカードを選べばいいかわからない」「結局一番いいカードはどれ?」と悩む人が続出してしまっています。
そこで今回は、「旅行におすすめクレジットカード」の中で、特におすすめの最強カードを厳選してランキング形式でまとめました。
この記事を読むことで、
といった内容が理解できます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
この記事を読むだけで、クレジットカードに付いてくる「旅行保険や特典についての知識」をバッチリ理解できます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
【旅行好きにおすすめ!】国内/海外旅行保険が付帯する最強クレジットカード11選
もしあなたが「旅行好き」なら、「旅行保険が充実」しているクレジットカードを選びましょう。
お金を払って旅行保険に入らなくても、あなたのケガや病気の治療費をクレジットカード会社が補償してくれるからです。
そこでここでは、「旅行保険が充実したクレジットカード」を11枚に厳選してランキング形式で紹介します。
「補償金額の高さ」だけでなく、「旅行先でのサポート」や「ポイント還元率」など全体的に評価しています。
あなたの行き先に合わせて、以下のように「国内旅行メイン」と「海外旅行メイン」とに分けて紹介します。
国内旅行がメインの人におすすめのカード7選
主に国内旅行を楽しむ人におすすめのカードを7選ご紹介します。
国内旅行傷害保険の適用条件やお得な特典、キャンペーンについて取り上げていくので参考にしてください。
1位:JCB一般カード
JCB一般カードは、国内/海外の両方で安心の旅行傷害保険を利用できるクレジットカードです。
旅行先でのケガや病気にはそれぞれ最高3,000万円、ショッピング時の被害には最高100万円と手厚い補償が受けられます。
さらに、JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーなので、「ペアチケットのプレゼント」や「特別招待」などの特典も魅力です。
発行スピードも早く、申し込み当日の発行が可能なので、旅行に備えて「すぐにカードを作りたい!」という人にもおすすめです。
年会費は初年度の年会費が無料で、年間100万円利用すれば翌年以降も無料になります。生活費の支払いをJCB一般カードで行えば、達成しやすいのでおすすめです。
さらに、「ポイント還元率が比較的高い」点も特徴です。
スターバックス、Amazon、セブンイレブンなどのパートナー店でカードを利用すると、最大10倍のポイントがもらえます。
「JCB一般カード」の旅行サポート
| JCBプラザ | 国内の主要空港に設置された窓口で、日本語が担当なスタッフが現地の観光や予約などをサポート |
|---|---|
| JCB旅行ガイドアプリ | 国内の旅行先で優待情報を受け取れる |
「JCB一般カード」の詳細
| カード名 | JCB一般カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
※オンライン入会で初年度、または年50万円の利用で無料 |
| 還元率 | 0.5%~5.0% |
| ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
| おすすめポイント |
|
| 付帯保険 |
※適用には「MyJチェックの登録」「JCB一般カードを使って搭乗券や宿泊施設やツアー旅行などの料金の支払い」が必要です。 |
| 実施中のキャンペーン |
|
| 申込URL | JCB一般カードの申込はこちらから |
「JCB一般カード」がおすすめの人は、以下です。
- 安い費用で旅行保険への加入・旅先でのサポートを受けたい人
- 急ぎでクレジットカードが欲しい人
- 東京ディズニーリゾートが好きな人
- ハワイ旅行で快適に過ごしたい人
\ 旅行保険が手厚いなど、トラベル関連優待が豊富! /
2位:Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、旅行中のトラブルからケガ/病気などへの補償まで非常に充実しており、旅行におすすめのクレジットカードです。
さらにポイント還元率も高く、加盟店や加盟ホテルの利用で「100円に付き3ポイント」を獲得可能です。
貯めたポイントで、旅行先にある「加盟ホテルの宿泊」や「レストラン」、「アクティビティ」などをお得に利用できます。
その他、マイルは100円で1マイル貯まり、60,000ポイントをまとめて利用するとボーナスとして5,000マイルが贈呈されるなど、使えば使うほど使うほどお得になる特典が満載!
アメリカン・エキスプレスの中でも人気があった「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)カード」が、リニューアルしたカードです。
「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」の詳細
| カード名 | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 1.00~2.00% |
| ポイントの種類 | Marriott Bonvoyポイント |
| おすすめポイント | 無料宿泊特典を始め、ポイントプログラムなどが充実 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会から3か月以内に30万円の利用で合計39,000ポイント獲得 |
| 申込URL | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの申込はこちらから |
「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」がおすすめな人は、以下です。
- ラグジュアリーなホテル滞在を満喫したい人
- 年間150万円以上利用する人
- 入会だけでゴールドエリート会員の資格を得たい人
\ 国内旅行保険が最高5,000万円など、旅行にまつわる補償や特典がとにかく豊富! /
3位:「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードは、電車やバスの利用に欠かせないSuicaにクレジット機能が付いたカードです。
傷害保険は国内/海外共に国内では電車や新幹線の利用時に「ビュー・スイカ」カードを使うと、改札に入って出るまでの買い物や事故などのトラブルの補償が受けられます。
海外旅行傷害保険は自動付帯なので、海外旅行時も安心です。
また、もしビュースイカカードを落として誰かに使われてしまった場合、連絡を入れれば不正利用された分を補償してもらえます。
「「ビュー・スイカ」カード」の詳細
| カード名 | 「ビュー・スイカ」カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.5~3.5% |
| ポイントの種類 | JRE POINT |
| おすすめポイント | 利用するたびにポイントの有効期限が自動延長 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会で最大4,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | 「ビュー・スイカ」カードの申込はこちらから |
「「ビュー・スイカ」カード」がおすすめな人は、以下です。
- 駅ビルや電車やバスをよく利用する人
- 公共料金の支払いでもポイントを貯めたい人
- Visa・JCB・MasterCardから好きなブランドを選びたい人
\ Suica利用でお得にポイントチャージ! /
4位:アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カードは、国内旅行向けの傷害保険や空港やホテル特典が揃ったクレジットカードです。
一般向けのクレジットカードの中ではランクが高く、審査基準も厳しめなので、他社のゴールドカード並みの「サービスの質」や「高いステータス性」を誇ります。
海外旅行の「レンタカーやレストランの予約」や「病院紹介のサポート」などを24時間日本語で受けられます。
頻繁に旅行に行く人にとっては必需品と言っても過言ではないでしょう。
また、加盟店でのポイント還元率が3%と高くなっているのも魅力のひとつです。
クレジットカードのポイント還元率は1%が平均なので、他と比べて3倍ということになります。
貯まったアメックスポイントはANA・JAL・スカイマイルへ交換が可能で、中でもANAマイルの交換がお得です。
「アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細
| カード名 | アメリカン・エキスプレス・カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.5~1.0% |
| ポイントの種類 | アメックスポイント・メンバーシップ・リワード |
| おすすめポイント | コンビニやレストランなど日常でポイントが貯まりやすい |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会後3か月以内の利用で合計15,000ポイント獲得 (1万円利用:1,000ポイント・30万円利用:8,000ポイントなど) |
| 申込URL | アメリカン・エキスプレス・カードの申込はこちらから |
「アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめな人は、以下です。
- 旅行先でショッピングを楽しみたい人
- すぐにゴールドカード並みのランクの高いカードが欲しい人
- 空港のラウンジを同伴者と無料で過ごしたい人
\ サービスが手厚く、海外旅行の必需品! /
5位:楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、楽天カードの中ではゴールドのさらに上位に当たるカードです。
「楽天市場の利用で最大5%還元される」ので、利用が多い人ほどポイントが貯まり、お得になります。
貯まったポイントは旅行代に充当できるので、旅費を効率的に節約できます。
楽天市場・トラベル・エンタメなど、利用目的に応じたコースを選択できます。
そのため、楽天トラベルの利用時にトラベルコース選択をしておくと、カード決済で3%の還元率になります。
トラベルコースには「手荷物宅配サービス」も付帯されており、旅行や出張の多い人は非常に便利です。
さらに、国内の主要空港ラウンジが利用でき、プライオリティパスがあれば世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できます。
「楽天プレミアムカード」の詳細
| カード名 | 楽天プレミアムカード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 1.0~5.0% |
| ポイントの種類 | 楽天ポイント |
| おすすめポイント | トラベルコース選択で楽天トラベル利用時に還元率が3%に |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 新規入会・利用で8,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | 楽天プレミアムカードの申込はこちらから |
「楽天プレミアムカード」がおすすめな人は、以下です。
- 楽天市場を多く利用する人
- 海外旅行や出張が多い人
- 楽天トラベルをよく利用する人
\ ポイントが貯まりやすく、旅行関連のサービスも充実! /
6位:楽天カード
楽天カードは、顧客満足度No.1に何度も選ばれているカードです。
年会費は無料で、クレジットカード初心者におすすめのカードです。
最大のメリットは、楽天ポイントの貯まりやすさと言えるでしょう。
貯めたポイントは、楽天市場や楽天トラベル、加盟店などで利用できるほか、楽天EdyやANAマイルへ交換できます。
その分、旅行代金が節約できるので「旅行にうってつけのカード」と言えます。
さらに、楽天証券の投資信託を100ポイントから充てることができ、積み立て投資でもポイントを貯められるので、ポイントが貯まりやすく使いやすいカードです。
「楽天カード」の詳細
| カード名 | 楽天カード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 無料 |
| 還元率 | 1.0~3.0% |
| ポイントの種類 | 楽天ポイント |
| おすすめポイント | ポイントが貯まりやすく使いやすい |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 新規入会・利用で5,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | 楽天カードの申込はこちらから |
「楽天カード」がおすすめな人は、以下です。
- クレジットカードを持つのが初めての人
- 旅行だけでなく日常的に利用したい人
- 投資信託に興味のある人
\ 貯まったポイントを旅行代に使えてお得になる! /
7位:大人の休日倶楽部ミドルカード
大人の休日倶楽部ミドルカードは、50〜64歳の男性・50〜59歳の女性が申し込めるカードです。
「JRE POINT」と「おときゅうポイント」がWで貯まり、電車やバスの乗車賃に利用できます。
びゅう国内旅行のツアーやプランが常に5%オフになるほか、条件を満たせば電車や新幹線の運賃も5%オフにできます。
条件というのは対象地域は北海道や岩手、山形や群馬など東日本の電車移動が201㎞以上(往復関係なく連続)の場合です。
東京〜藤枝(東海道本線)間は200.3㎞なので片道で適用、東京~三島間は120.7㎞なので往復で割引になります。
「大人の休日倶楽部ミドルカード」の詳細
| カード名 | 大人の休日倶楽部ミドルカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 2,624円 ※初年度無料 |
| 還元率 | 0.5~3.5% |
| ポイントの種類 | JRE POINT・おときゅうポイント |
| おすすめポイント | 新幹線を含むJR東日本線・JR北海道線の運賃が5%オフ ※連続201㎞以上の利用 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | WEB入会で最大5,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | 大人の休日倶楽部ミドルカードの申込はこちらから |
「大人の休日倶楽部ミドルカード」がおすすめな人は、以下です。
- 50~64歳の男性・50~59歳までの女性
- JR東日本線・JR北海道線をお得に旅行したい人
- 駅中や駅ビルでショッピングを良くする人
\ 50代以上の旅行がお得になるカード! /
海外旅行でのサポートが充実しているカード4選
ここからは、海外旅行でのサポートが充実しているカードを4選ご紹介します。
旅行傷害保険の補償の手厚さやサービスの多さ、お得な特典やキャンペーンについて解説するので、参考にしてください。
1位:JCB CARD W
JCB カード Wとは年会費が永年無料にも関わらず、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯された海外旅行に必須クレジットカードです。
海外旅行中にトラブルがあった場合、日本語でサポートが受けられるので外国語が苦手な人でも安心です。
また、本人認証サービスや不正検知システムなどのセキュリティを強化しているので、旅行中の被害を最小限に抑えられます。
その他、加盟店の種類が豊富で、セブンイレブンやスターバックス、ウェルシアなど日常で利用しやすくポイントが貯まりやすいので日常使いにもおすすめのカードです。
JCBオリジナルシリーズパートナーズサイトでポイントアップ登録をすると、それぞれの還元率をアップできます。
入会に年齢制限があり、18歳から39歳までに申し込む必要がありますが、1度申し込めば40歳以上になっても無料で継続利用できます。
「JCB CARD W」の旅行サポート
| JCBプラザ | 海外の主要空港に設置された窓口で、日本語が担当なスタッフが現地の観光や予約などをサポート |
|---|---|
| JCB旅行ガイドアプリ | 海外の旅行で優待情報を受け取れる |
「JCB CARD W」の詳細
| カード名 | JCB CARD W |
|---|---|
| 年会費(税込) | 永年無料 |
| 還元率 | 1.0~5.5% |
| ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
| おすすめポイント |
|
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | Amazonを利用すると20%(最大10,000円)キャッシュバック |
| 申込URL | JCB CARD Wの申込はこちらから |
「JCB CARD W」がおすすめな人は、以下です。
- 年会費を払わず、海外旅行保険に加入したい人
- 18歳以上39歳までの人
- 日常的にカード払いが多い人
- セキュリティ体制が強化されたカードを持ちたい人
\ 年会費無料で、海外旅行保険に加入できる! /
2位:アメックス・グリーン
アメリカン・エキスプレス・カードは、海外旅行向けの傷害保険や空港やホテル特典が揃ったクレジットカードです。
一般向けのクレジットカードの中ではランクが高く、審査基準も厳しめなので、他社のゴールドカード並みの「サービスの質」や「高いステータス性」を誇ります。
海外旅行の「レンタカーやレストランの予約」や「病院紹介のサポート」などを24時間日本語で受けられます。
頻繁に旅行に行く人にとっては必需品と言っても過言ではないでしょう。
また、加盟店でのポイント還元率が3%と高くなっているのも魅力のひとつです。
クレジットカードのポイント還元率は1%が平均なので、他と比べて3倍ということになります。
貯まったアメックスポイントはANA・JAL・スカイマイルへ交換が可能で、中でもANAマイルの交換がお得です。
「アメックス・グリーン」の詳細
| カード名 | アメックス・グリーン(アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード) |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.5~1.0% |
| ポイントの種類 | アメックスポイント・メンバーシップ・リワード |
| おすすめポイント | コンビニやレストランなど日常でポイントが貯まりやすい |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会後3か月以内の利用で合計15,000ポイント獲得(1万円利用:1,000ポイント・30万円利用:8,000ポイントなど) |
| 申込URL | アメックス・グリーンの申込はこちらから |
「アメックス・グリーン」がおすすめな人は、以下です。
- 旅行先でブランド物を購入する予定の人
- 日常でもカードを利用する人
- 外国語が苦手で日本語のサポートを受けたい人
\ 海外にいても日本語でサービスを受けられる! /
3位:ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、日本で最初に発行されたクレジットカードとして高い信頼を得ているクレジットカードです。
27歳以上の収入が安定した方が取得できるため、少しハードルの高いカードです。
自動付帯の旅行損害保険が「国内/海外ともに最高額1億円」とかなり充実しています。
高級レストランを2名で予約すると1名分が無料になったり、会員限定のイベントがあったりと特典が充実している特徴があります。
特典を年に2回程度利用すれば「年会費の元が取れてしまう」ので、とてもお得です。
「ダイナースクラブカード」の詳細
| カード名 | ダイナースクラブカード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.40~1.00% |
| ポイントの種類 | ダイナースクラブリワードポイント |
| おすすめポイント | ANA・JAL・スカイ・マイレージプラスに交換可能 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン |
|
| 申込URL | ダイナースクラブカードの申込はこちらから |
「ダイナースクラブカード」がおすすめな人は、以下です。
- 高いステータスが欲しい人
- 利用限度額やポイント有効期限に制限を持ちたくない人
- 会員限定のお得な優待を楽しみたい人
\ 各種優待サービスでリッチな旅行に! /
4位:エポスカード
エポスカードは、丸井(マルイ)が発行するクレジットカードです。
年会費が無料の一般カードでは珍しく、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
傷害・後遺障害保険は最高500万円、傷害治療費用は1事故200万円、救援者費用は100万円、賠償責任は2,000万円と、他社のゴールドカード並みの補償内容です。
年間100万円以上利用すれば次のランクに昇格でき、年会費は無料のままゴールドカードを使用できます。
ゴールドになると、「空港ラウンジの利用」や「補償内容のアップ」など内容がさらに充実します。
社会人だけでなく、学生も申し込み/発行が可能なので、学校の休み期間に旅行を楽しむ人にもピッタリのカードです。
「エポスカード」の詳細
| カード名 | エポスカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 無料 |
| 還元率 | 0.50~1.25% |
| ポイントの種類 | エポスポイント |
| おすすめポイント | 年会費無料でゴールドを目指せる |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
| 実施中のキャンペーン | 入会で2,000分のポイントプレゼント |
| 申込URL | エポスカードの申込はこちらから |
「エポスカード」がおすすめな人は、以下です。
- マルイでのショッピング利用が多い人
- ANA・JALのマイルを貯めたい人
- 年会費無料で海外旅行傷害保険が欲しい人
\ 年会費無料なのに、旅行保険の補償額が手厚い! /
【比較表】国内/海外旅行におすすめクレジットカード一覧
ランキングで紹介した「国内・国外旅行保険でおすすめのクレジットカード」について、パッと見て分かるように比較表にまとめました。
国内旅行におすすめのクレジットカード一覧
【比較表】国内旅行におすすめのクレジットカード一覧
\ 旅行保険が手厚いなど、トラベル関連優待が豊富! /
海外旅行におすすめのクレジットカード一覧
【比較表】海外旅行におすすめのクレジットカード一覧
\ 年会費無料なのに、海外旅行保険が付帯! /
【項目別】旅行スタイルに応じて選ぶ!2枚目にもおすすめのクレジットカード13選
ホテルにこだわりがある人やアクティビティを楽しみたい人など、一人ひとり旅行スタイルは違いますよね。
クレジットカードは、本命カードとサブカードを併せて持つことで、補償が手厚くなったり趣味をお得に楽しめるようになったりとメリットが豊富です。
ここでは、以下の5つに分けて2枚目におすすめのクレジットカードをご紹介します。
自分に合うカードを選んでみてください。
【マイルが貯まりやすい】クレジットカード3選
飛行機やホテルの利用をお得にできるマイルが貯まりやすいカードは「ANA JCB 一般カード」「ソラチカカード」「JALカード TOKYU POINT ClubQカード」の3選です。
マイルの貯め方や交換ポイントの特徴についても触れていくので、参考にしてください。
ANA JCB (一般カード)
ANA JCB 一般カードは、飛行機をよく利用する人はおすすめのクレジットカードです。
航空会社特有の保険である「国内航空傷害保険」が、最高1,000万円と手厚く補償される点が特徴。
また、ANA便の利用でマイルが「+10%貯まる」ので、ANA便をよく利用する人はマイルを効率よく貯められます。
貯めたポイントは「マイル」や「楽天ポイント」や「dポイント」、「nanacoポイント」にも変換可能です。
「ANA JCB 一般カード」の詳細
| カード名 | ANA JCB 一般カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.5~1% ※通常1,000円で5マイル(還元率0.5%)が貯まり、年間5,500円(税込)で2倍マイルが貯まる「10マイルコース」(1,000円で10マイル 還元率1%)も選択可能。 |
| ポイントの種類 |
|
| おすすめポイント | ANA便の搭乗ボーナスや1年継続で1,000マイルがもらえる |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | カード利用額に応じて最大15,000マイル獲得 ※キャンペーンの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。 |
| 申込URL | ANA JCB 一般カードの申込はこちらから |
「ANA JCB 一般カード」がおすすめな人は、以下です。
- ANAの飛行機をよく利用する人
- 18歳以上(学生付加)の人
- 機内販売や免税店を15%オフで利用したい人
\ 飛行機をよく利用する人はおすすめ! /
ソラチカカード (一般カード)
ソラチカカードは、電車やバスで利用できるPASMOとANAカードが一対になったカードです。
メトロポイントPlusに申し込めば、1乗車で平日5ポイント、休日で15ポイント貯められます。
貯まったポイントは、「マイル」や「メトロポイント」、「景品」と交換できるので、「旅行費用の節約」にもなりますね。
ANAカードの役割も担っているので、国内/海外旅行保険は最高1,000万円と手厚いのが魅力です。
「ソラチカカード」の詳細
| カード名 | ソラチカカード(一般カード) |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 |
0.5% |
| ポイントの種類 | メトロポイント |
| おすすめポイント | 普段の公共交通機関の移動や飛行機の利用で3種類のポイントがザクザク貯まる |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 新規入会でマイル・Oki をプレゼントDokiポイント |
| 申込URL | ソラチカカードの申込はこちらから |
「ソラチカカード」がおすすめな人は、以下です。
- 電車やバス、飛行機の利用が多い人
- ANA便の利用が多い人
- しっかりした旅行保険の補償が欲しい人
\ 東京メトロに利用者なら効率的にマイルが貯まる! /
JALカード TOKYU POINT ClubQカード
JALカード TOKYU POINT ClubQカードは、カードにPASMOを連携できるクレジットカードです。
特に私鉄や地下鉄の利用が多い人は、効率的にポイントを貯められます。
貯めたポイントは「JALマイル」や「東急ポイント」のどちらでも利用可能で、お買い物はもちろん、航空券やサーチャージ代、宿泊費などで利用できるため、「旅行費用を節約」できます。
国際ブランドは、世界でシェア率の多いVisaかMasterCardから選べます。
年会費を5,500円(税込)を支払うと、JAL CLUB EST年会費になれるので、年5回までのサクララウンジ利用やマイルの有効期限延長、ショッピングでマイルが2倍や毎年2,500マイルプレゼントなどの特典も付いてきます。
「JALカード TOKYU POINT ClubQカード」の詳細
| カード名 | JALカード TOKYU POINT ClubQカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 本会員:2,200円 |
| 還元率 | 0.5% |
| ポイントの種類 |
|
| おすすめポイント | JALマイル・東急ポイントをWで貯められる |
| 付帯保険 | 国内/海外旅行傷害保険(最高1,000万円) |
| 実施中のキャンペーン | 新規入会で最大12,500マイルプレゼント |
| 申込URL | JALカード TOKYU POINT ClubQカードの申込はこちらから |
「JALカード TOKYU POINT ClubQカード」がおすすめな人は、以下です。
- PASMOをよく利用する人
- JAL便をよく利用する人
- 東急百貨店や109、東急ハンズやイオンなどをよく利用する人
\ JALマイルと東急ポイントを同時に貯められる! /
【付帯保険が充実している】クレジットカード3選
安全に旅行するなら、付帯保険の充実度には目を通しましょう。
ここでは、「dカード GOLD(ゴールドカード)」「エポスカード」「横浜インビテーションカード」の3選を紹介します。
dカード GOLD(ゴールドカード)
dカード GOLDは、国内/海外旅行への補償が手厚いゴールドカードです。
旅行保険は最高5,000万円、海外旅行は最高1億円と、かなり手厚い傷害保険が付いており、旅行や短期留学、ホームステイなどを利用したい人に非常におすすめのカードです。
さらに海外旅行保険は家族も対象となっているため、子供や親、兄弟の海外旅行中のトラブルにも対応できます。
ポイント還元率も高く、ローソンでは200円ごとに2ポイント貯まり、マツモトキヨシでは3%、スターバックスでは4%還元が受けられます。
dカードですが、ドコモユーザーはもちろん、ドコモを利用していない人でもお得なサービス満載のカードです。
「dカード GOLD(ゴールドカード)」の詳細
| カード名 | dカード GOLD(ゴールドカード) |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 1.0~10.0% |
| ポイントの種類 | dポイント |
| おすすめポイント | ドコモユーザーは携帯や光回線の利用料金1,000円ごとに10%還元 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会・利用・WEBエントリーで最大11,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | dカード GOLD(ゴールドカード)の申込はこちらから |
「dカード GOLD(ゴールドカード)」がおすすめな人は、以下です。
- ドコモユーザーの人
- スマホの補償(購入から3年間最大10万円)を利用したい人
- 家族で旅行が多い人
\ 家族も対象!手厚い海外旅行保険が自動付帯! /
エポスカード
エポスカードは、丸井(マルイ)が発行するクレジットカードです。
年会費が無料の一般カードでは珍しく、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
傷害・後遺障害保険は最高500万円、傷害治療費用は1事故200万円、救援者費用は100万円、賠償責任は2,000万円と、他社のゴールドカード並みの補償内容です。
年間100万円以上利用すれば次のランクに昇格でき、年会費は無料のままゴールドカードを使用できます。
ゴールドになると、「空港ラウンジの利用」や「補償内容のアップ」など内容がさらに充実します。
また、マルイの店頭なら即日で発行可能なので、旅行に行くために「急ぎでカードを手に入れたい」という人におすすめです。
「限度額も30万円と高め」なので、海外へ旅行する人は1枚は持っていて損はないカードです。
「エポスカード」の詳細
| カード名 | エポスカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 無料 |
| 還元率 | 0.50~1.25% |
| ポイントの種類 | エポスポイント |
| おすすめポイント | 年会費無料でゴールドを目指せる |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
| 実施中のキャンペーン | 入会で2,000分のポイントプレゼント |
| 申込URL | エポスカードの申込はこちらから |
「エポスカード」がおすすめな人は、以下です。
- マルイでのショッピング利用が多い人
- ANA・JALのマイルを貯めたい人
- 年会費無料で海外旅行傷害保険が欲しい人
\ 年会費無料なのに、旅行保険の補償額が手厚い! /
横浜インビテーションカード
横浜インビテーションカードは、横浜観光プロモーションで認定済みのサービスが豊富なカードです。
横浜だけでなく、全国17万件以上の優待サービスや旅行保険の補償が充実しています。
さらに海外旅行傷害保険は「最高2,000万円」と安心の補償です。
旅行やエンタメ系のサービス特典の他、エステやブライダル、育児や住まいに関するサポート、介護や資格取得など、日常を豊かにするサービスが豊富です。
「横浜インビテーションカード」の詳細
| カード名 | 横浜インビテーションカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 永年無料 |
| 還元率 | 0.5% |
| ポイントの種類 | ラブリィポイント |
| おすすめポイント | JACCSモールを利用すると、最大12%還元 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | Jリボサービス登録でJデポ1,000円分プレゼント |
| 申込URL | 横浜インビテーションカードの申込はこちらから |
「横浜インビテーションカード」がおすすめな人は、以下です。
- 20歳以上65歳以下の人
- 横浜にお住まい・観光をよくする人
- 旅行だけでなく日常のサポートやサービスの充実さが欲しい人
\ 国内/海外旅行傷害保険が付帯! /
【鉄道旅行がお得に楽しめる】クレジットカード2選
鉄道旅行が好きな人は、以下のカードがおすすめです。
ここでは、「大人の休日倶楽部ミドルカード」と「ビューゴールドプラスカード」の2選をピックアップしました。
それぞれの特徴を解説していきます。
ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードは、新幹線や特急など電車の旅を楽しみたい人にピッタリのカードです。
普段はSuicaとして利用し、ポイントを貯めつつ、旅行では手厚い補償を受けることができます。
東京駅構内の「ラウンジ」や「ホテルラウンジ」を利用できるので、東京駅をよく利用する人にもおすすめのカードです。
「ビューゴールドプラスカード」の詳細
| カード名 | ビューゴールドプラスカード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 3.5% |
| ポイントの種類 | JREポイント |
| おすすめポイント | 東京駅構内のビューゴールドラウンジや世界の空港のラウンジが利用できる |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン |
|
| 申込URL | ビューゴールドプラスカードの申込はこちらから |
「ビューゴールドプラスカード」がおすすめな人は、以下です。
- 東京駅をよく利用する人
- ゴールド会員限定の優待サービスを受けたい人
- 国内だけでなく海外旅行も楽しむ人
\ 豪華な入会特典と新幹線がお得! /
大人の休日倶楽部ミドルカード
大人の休日倶楽部ミドルカードは、新幹線での温泉旅行やグルメ旅などを楽しみたい人向けのクレジットカードです。
JR東日本線・JR北海道線の利用が5%オフになります。
電車やバスの利用やショッピングで貯まる「JREポイント」の他、大人の休日クラブの会員サービスの利用で貯まる「おときゅうポイント」の2種類があります。
貯まった「おときゅうポイント」は、翌年の3月中旬に「JREポイント」に変換してもらえます。
大人の趣味や健康ついての特典が豊富なので、お友達を増やしたり趣味や新しいチャレンジをしたい人におすすめです。
申し込み年齢は、50〜64歳の男性・50〜59歳の女性となっています。
「大人の休日倶楽部ミドルカード」の詳細
| カード名 | 大人の休日倶楽部ミドルカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 2,624円 ※初年度無料 |
| 還元率 | 0.5~3.5% |
| ポイントの種類 | JRE POINT・おときゅうポイント |
| おすすめポイント | 新幹線を含むJR東日本線・JR北海道線の運賃が5%オフ ※連続201㎞以上の利用 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | WEB入会で最大5,000ポイントプレゼント |
| 申込URL | 大人の休日倶楽部ミドルカードの申込はこちらから |
「大人の休日倶楽部ミドルカード」がおすすめな人は、以下です。
- 50~64歳の男性・50~59歳までの女性
- JR東日本線・JR北海道線をお得に旅行したい人
- 駅中や駅ビルでショッピングを良くする人
\ 50代以上の旅行がお得になるカード! /
【旅をもっと快適に!】ハイクラスカードおすすめ3選
普段から海外への行き来やラグジュアリーホテルの利用が多い人は、ハイクラスカードを選ぶのがおすすめです。
ここでは「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」「ビューゴールドプラスカード」「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の3選を紹介します。
ポイントや特典のお得な活用方法を知って滞在時間を優雅に過ごしましょう。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは豊富な優待サービスによって、旅行のリッチ度がワンランクアップできるカードです。
カード継続特典では、シェラトンホテルやリッツカールトンなど、世界中のMarriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテル、7,900軒から選べるホテル宿泊券がプレゼントされます。
その他、部屋のアップグレードや午後2時までゆったり過ごせるレイトチェックアウトなど「会員ならでは」の優待サービスが豊富です。
ポイント還元率も高く、加盟店や加盟ホテルを利用すれば「100円に付き3ポイント」を獲得できます。
貯まったポイントは、マイルや無料宿泊の交換、有名アーティストなどのイベント参加に活用できます。
「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」の詳細
| カード名 | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 1.00~2.00% |
| ポイントの種類 | Marriott Bonvoyポイント |
| おすすめポイント | 無料宿泊特典を始め、ポイントプログラムなどが充実 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会から3か月以内に30万円の利用で合計39,000ポイント獲得 |
| 申込URL | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの申込はこちらから |
「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」がおすすめな人は、以下です。
- 旅先でゆったり過ごしたい人
- 入会だけでゴールドエリート会員の資格を得たい人
- プラチナエリート資格へアップグレードしたい人(年間400万円以上利用)
\ 豊富な優待サービスで旅行のリッチ度がワンランクアップ! /
ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードは、Suicaの利用や国内外の旅行を快適にできるゴールドカードです。
普段はSuicaとして利用し、ポイントを貯めつつ、旅行では手厚い補償を受けることができます。
ゴールドカードに付いてくるラウンジキーがあれば、世界1,000ヵ所の空港ラウンジが1回US32ドルで利用できます。
日本でも東京駅構内などの「ラウンジ」や「ホテルラウンジ」を利用できるので、旅行中の休憩に重宝します。
20歳以上の安定した収入があれば、すぐにゴールドカードを申し込めて、ハイクラスの優待が受けられます。
「ビューゴールドプラスカード」の詳細
| カード名 | ビューゴールドプラスカード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 3.5% |
| ポイントの種類 | JREポイント |
| おすすめポイント | 東京駅構内のビューゴールドラウンジや世界の空港のラウンジが利用できる |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン |
|
| 申込URL | ビューゴールドプラスカードの申込はこちらから |
「ビューゴールドプラスカード」がおすすめな人は、以下です。
- 20歳以上の安定した収入がある人
- 国内でも海外でもハイクラスなサービスを受けたい人
- ポイントを貯めて限定の鉄道グッズと交換したい人
\ 国内外の旅行を快適にできるゴールドカード! /
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、審査はそれほど高くないにも関わらず、プラチナ会員並みのステータスを持つことができるゴールドカードです。
たとえばプライオリティパスが付帯し、空港ラウンジ(VIPルーム!)の年会費が無料、利用料も2回まで無料になります。
入会後に3か月で30万円利用すれば35,000ポイント獲得できるので、初年度の年会費は実質無料になります。
さらに継続特典で「ホテルの宿泊券15,000円分」がもらえるので、ホテル利用が多い人にもおすすめです。
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の詳細
| カード名 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 還元率 | 0.3~1.0% |
| ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード |
| おすすめポイント | 毎年ホテル宿泊券15,000円分の特典がもらえる |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会後3か月以内のカード利用で35,000ポイント獲得 |
| 申込URL | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの申込はこちらから |
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」がおすすめな人は、以下です。
- プラチナ会員並みのステータスを持ちたい人
- 収入が400万円の人
- プライオリティパス上級会員に無料でなりたい人(※条件アリ)
\ プラチナ会員並みのステータス! /
【年会費1万円以下・旅行保険が付帯】クレジットカード2選
旅行保険を充実させたいけど、年会費の高さがネックという人は、以下の2選のクレジットカードがおすすめです。
それぞれの特徴やおすすめポイント、デメリットも紹介していきます。
ミライノ カード GOLD
ミライノ カード GOLDは、住信SBIネット銀行が発行するJCBのクレジットカードです。
年会費は3,300円で、年間100万円(毎月8〜9万円)の利用で翌年の年会費が無料になります。
年会費が安いにも関わらず、補償内容は充実しており、傷害死亡・後遺症障害保険が最高5,000万円、傷害治療保険が500万円、救援者費用が300万円適用されます。
国内/海外問わず、旅行に行くなら持っておきたい一枚です。
審査基準も厳しくはなく、ゴールドカードであるものの、20歳以上(※学生不可)であれば申し込み可能です。
「ミライノ カード GOLD」の詳細
| カード名 | ミライノ カード GOLD |
|---|---|
| 年会費(税込) | 3,300円 ※年100万円の利用で翌年無料 |
| 還元率 | 1.0% |
| ポイントの種類 | ミライノポイント |
| おすすめポイント | 旅行傷害保険が年間100万円以上の利用で最高5,000万円補償 |
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 新規ご入会・利用で最大8,000円相当プレゼント |
| 申込URL | ミライノ カード GOLDの申込はこちらから |
「ミライノ カード GOLD」がおすすめな人は、以下です。
- 国内旅行やハワイ旅行で空港ラウンジを無料で利用したい人
- ApplePayやQuicPayを利用したい人
- JCBの特典サービスを受けたい人
\ 年会費が安く、補償内容は充実! /
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は、国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスが付帯しているカードです。
国内旅行保険は最高2,000万円、海外旅行保険は最高2,500万円、ショッピング保険も最高300万円と補償の手厚さが特徴です。
さらに最短5分で発行できるため、旅行に行く直前で「今すぐクレジットカードが欲しい!」という人にもおすすめです。
最大の特徴は、「年会費を永年無料」にできることです。
年間100万円のカード利用で翌年以降の年会費を無料にできるため、カードをよく使って買い物をする人には最適と言えます。
また、コンビニとマクドナルドで利用すれば、通常の還元率0.5%に加えて、利用金額200円につき+2%ポイントが還元される仕組みであることも魅力です。
コンビニやマクドナルドをよく使う人は、効率良くポイントを貯められ、貯めたポイントを買い物代金へ充てることができるでしょう。
「三井住友カード ゴールド(NL)」の詳細
| カード名 | 三井住友カード ゴールド(NL) |
|---|---|
| 年会費(税込) | 5,500円 ※年間100万円以上利用すれば永年無料 |
| 還元率 | 0.5~5.0% |
| ポイントの種類 | Vポイント |
| おすすめポイント |
|
| 付帯保険 |
|
| 実施中のキャンペーン | 最大11,000円相当がもらえる └新規入会+利用で最大10,000円相当 └新規入会でVポイントギフトコード1,000円相当 |
| 申込URL | 三井住友カード ゴールド(NL)の申込はこちらから |
「三井住友カード ゴールド(NL)」がおすすめの人は、以下です。
- 年間100万円以上カード決済を行う人
- 国内外問わず旅行へ行く機会が多い人
- すぐにでもクレジットカードを利用したい人
\ 国内外旅行傷害保険や空港ラウンジサービス付帯! /
【比較表】旅行スタイルに応じて選ぶクレジットカード一覧
「マイル」が貯まりやすいカード
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| カード名 | |||
| 年会費(税込) |
|
|
本会員:2,200円 |
| 還元率 | 0.5~1% ※通常1,000円で5マイル(還元率0.5%)が貯まり、年間5,500円(税込)で2倍マイルが貯まる「10マイルコース」(1,000円で10マイル 還元率1%)も選択可能。 |
0.5% | 0.5% |
| ポイントの種類 |
|
メトロポイント |
|
| おすすめポイント | ANA便の搭乗ボーナスや1年継続で1,000マイルがもらえる | 普段の公共交通機関の移動や飛行機の利用で3種類のポイントがザクザク貯まる | JALマイル・東急ポイントをWで貯められる |
| 付帯保険 |
|
|
国内/海外旅行傷害保険(最高1,000万円) |
| 実施中のキャンペーン | 新規入会でマイル・Oki Dokiポイントプレゼント | 新規入会でマイル・Oki をプレゼントDokiポイント | 新規入会で最大12,500マイルプレゼント |
| 申込URL | ANA JCB 一般カードの申込はこちらから | ソラチカカードの申込はこちらから | JALカード TOKYU POINT ClubQカードの申込はこちらから |
「付帯保険」が充実しているカード
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| カード名 | |||
| 年会費(税込) |
|
無料 | 永年無料 |
| 還元率 | 1.0~10.0% | 0.50~1.25% | 0.5% |
| ポイントの種類 | dポイント | エポスポイント | ラブリィポイント |
| おすすめポイント | ドコモユーザーは携帯や光回線の利用料金1,000円ごとに10%還元 | 年会費無料でゴールドを目指せる | JACCSモールを利用すると、最大12%還元 |
| 付帯保険 |
|
海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
|
| 実施中のキャンペーン | 入会・利用・WEBエントリーで最大11,000ポイントプレゼント | 入会で2,000分のポイントプレゼント | Jリボサービス登録でJデポ1,000円分プレゼント |
| 申込URL | dカード GOLD(ゴールドカード)の申込はこちらから | エポスカードの申込はこちらから | 横浜インビテーションカードの申込はこちらから |
「鉄道旅行」がお得に楽しめるカード
| 順位 | 1位 | 2位 | |
|---|---|---|---|
| カード名 | |||
| 年会費(税込) |
|
2,624円 ※初年度無料 |
|
| 還元率 | 3.5% | 0.5~3.5% | |
| ポイントの種類 | JREポイント | JRE POINT・おときゅうポイント | |
| おすすめポイント | 東京駅構内のビューゴールドラウンジや世界の空港のラウンジが利用できる | 新幹線を含むJR東日本線・JR北海道線の運賃が5%オフ ※連続201㎞以上の利用 |
|
| 付帯保険 |
|
|
|
| 実施中のキャンペーン |
|
WEB入会で最大5,000ポイントプレゼント | |
| 申込URL | ビューゴールドプラスカードの申込はこちらから | 大人の休日倶楽部ミドルカードの申込はこちらから |
「旅行」がもっと快適になるカード
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| カード名 | |||
| 年会費(税込) |
|
|
|
| 還元率 | 1.00~2.00% | 3.5% | 0.3~1.0% |
| ポイントの種類 | Marriott Bonvoyポイント | JREポイント | メンバーシップ・リワード |
| おすすめポイント | 無料宿泊特典を始め、ポイントプログラムなどが充実 | 東京駅構内のビューゴールドラウンジや世界の空港のラウンジが利用できる | 毎年ホテル宿泊券15,000円分の特典がもらえる |
| 付帯保険 |
|
|
|
| 実施中のキャンペーン | 入会から3か月以内に30万円の利用で合計39,000ポイント獲得 |
|
入会後3か月以内のカード利用で35,000ポイント獲得 |
| 申込URL | Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの申込はこちらから | ビューゴールドプラスカードの申込はこちらから | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの申込はこちらから |
「年会費1万円以下&旅行保険も付帯」しているカード
| 順位 | 1位 | 2位 |
|---|---|---|
| カード名 | ||
| 年会費(税込) | 5,500円 ※年間100万円以上利用すれば永年無料 |
3,300円 ※年100万円の利用で翌年無料 |
| 還元率 | 0.5~5.0% | 1.0% |
| ポイントの種類 | Vポイント | ミライノポイント |
| おすすめポイント |
|
旅行傷害保険が年間100万円以上の利用で最高5,000万円補償 |
| 付帯保険 |
|
|
| 実施中のキャンペーン | 最大11,000円相当がもらえる └新規入会+利用で最大10,000円相当 └新規入会でVポイントギフトコード1,000円相当 |
新規ご入会・利用で最大8,000円相当プレゼント |
| 申込URL | 三井住友カード ゴールド(NL)の申込はこちらから | ミライノ カード GOLDの申込はこちらから |
国内/海外旅行におすすめのクレジットカードの特徴6選
ここでは、クレジットカードに付帯するサービスの特徴を6選紹介します。
クレジットカードには、飛行機やホテル宿泊で貯められるマイルやホテル優待、空港ラウンジの無料利用など旅を快適にするサービスがたくさんあります。
それぞれの特徴やおすすめの人、注意点などを解説しているので参考にしてください。
特徴1:マイルが貯まる
マイルは飛行機チケットや宿泊・ショッピングの支払いで貯められるポイントです。
貯めたマイルは支払いで利用できるほか、電子マネーやクーポンへ変換や飛行機の座席のグレードアップなどさまざまな使い方ができます。
主に日本の空港で貯めやすいのは、以下4社のマイルです。
- ANA(全日本空輸):ANAマイレージ
- ユナイテッド航空:マイレージプラス
- JAL(日本航空):JALマイレージ
- デルタ航空:スカイマイル
マイルは基本、会社ごとに貯めなければなりませんが、ANAとユナイテッド航空は同じ航空連合に所属しているため、併用が可能です。
マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下が挙げられます。
- ANA JCB 一般カード
- ソラチカカード
- JALカード TOKYU POINT ClubQカード
飛行機やホテルをよく利用する人は便利でお得です。
特徴2:ホテル優待がある
ホテルや旅館をよく利用するなら、ホテル優待が充実したカードがおすすめです。
クレジットカード会社の提携ホテルの優待が受けられます。
主に、以下の4つの特典があります。
- 宿泊料金の割引や無料特典が利用できる
- ホテルの上級会員資格が持てる
- アーリーチェックインやレイトチェックアウトができる
- 客室のグレードアップが無料でできる
クレジットカードによって内容が異なるので、よく利用するホテルに合わせて選びましょう。
また、ホテル優待がおすすめのクレジットカードは以下です。
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- ダイナースクラブカード
- アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス・グリーン)
グレードの高いカードが多いですが、利用頻度が高ければ自然にランクアップ可能で、多くの優待を受けられるおすすめのカードです。
特徴3:旅行傷害保険が付帯されている
旅行損害保険は、海外の高額な医療費や物損に備えて準備することが大切です。
先ほども解説しましたが、主に以下の項目が付帯されています。
- 傷害死亡・後遺障害の保険金
- 傷害・疾病の治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
- 手術・入院・通院保険金
海外旅行を目的とした海外旅行傷害保険や国内旅行でのケガや事故、物損に備えられます。
ただ、同様に入院や通院、手術保険はに付いては含まれていないこともあるので、補償内容や補償金額を合わせて確認しましょう。
ゴールドカードやプラチナカードなどは、国内/海外の両方付帯されていたり、補償金額が高いです。
ただ、一般カードでも後から自分の旅行スタイルに合わせて選択が可能で、例えばJCBカードでは、自転車による事故や損害賠償を補償する自転車保険が用意されています。
特徴4:空港ラウンジを無料利用できる特典がある
クレジットカードの中には、空港ラウンジを無料で利用できるものがあります。
空港ラウンジでは、ドリンクや軽食のサービス、スマホやパソコンの充電や広いソファ、シャワールームなどがあり、飛行機に乗るまでの空き時間を快適に過ごせます。
ただ、無料でクレジットカードを作ってすぐに空港ラウンジを利用できるのではなく、ゴールドカードやプラチナ・ブラックといったステータスや年会費の支払いが必要な場合がほとんどです。
例えば、エポスカードの場合は、年に100万円以上利用するとゴールドカードに招待され、ゴールドカード会員になるとあらゆる空港ラウンジを無料で利用できるようになります。
カードによって、利用できる回数や空港が異なるので、利用規約を確認してみてください。
特徴5:手荷物宅配を利用できる
手荷物宅配は、手荷物やスーツケース、ゴルフバッグやスキーセットなどを自宅から空港・空港から目的地まで配送してくれます。
主に以下のような制限があります。
- 国際線の利用時に荷物1つを無料配送できる
- 荷物の縦×横×高さの合計が140㎝~160㎝以内に抑える
- 1個あたり20kg~30kg以下などの制限がある場合がある
- 往復時は同一住所の利用に限る
ただ、ゴルフバッグやスキーセット、スーツケースには大きさの制限がない場合があるので、クレジットカード会社ごとに確認しましょう。
また、クレジットカード付帯の手荷物宅配は国際線利用の時のみのサービスで、国内線では利用できないケースが多いので注意してください。
荷物が多い人や家族連れの人、空港から自宅まで距離がある人には便利なサービスです。
特徴6:海外旅行でも使える店が多い国際ブランドを採用
海外旅行が好きなら、海外で利用しやすい国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
以下の5つは世界でシェアされているブランドです。
- Mastercard
- Visa
- American Express
- JCB
- Diners Club
ただ、国やお店によっては主要ブランドでも利用できないこともあるので、複数のブランドを持っておくと安心です。
加盟点数約7万店以上の「Visa」や「Mastercard」のどちらかを1枚と「American Express」や「JCB」を組み合わせた複数持ちがおすすめです。
とくにJCBは日本がつくった国際ブランドで、加盟店は国内やアジアを中心としています。
日本語のサポートが受けられるため、何かトラブルがあった時に心強いです。
なぜ?旅行傷害保険が付帯したクレジットカードが必要な理由
日本は健康保険制度が充実しているので、旅行時の医療費について意識したことは少ないのではないでしょうか。
海外では自由診療の範囲が広く、軽症の治療や救急車の利用でも高額な治療費がかかります。
以下は、旅行中の治療費の例です。
| 日本 | ニューヨーク・マンハッタン (1ドル=130円時点) | スペイン・マドリード (1ユーロ=112~114円時点) | |
|---|---|---|---|
| 初診料 | 2,880円 | 約2,000~7,000円 | 約12,000円 |
| 救急車 | 無料 | 約4万円 | 約13,000円~ ※民営 |
| 入院(1日の室料) | 約6,500円 | 約44万円 | 34,000円 |
その他、盲腸で手術入院した場合、ハワイで約250万円・台湾で100万円・シンガポールで15~70万円かかります。
また、家族が日本から駆けつけた場合の交通費やホテル代を考えるとさらに高額な支払いが発生する場合もあります。
そんな事態に備えて、旅行傷害保険付きのクレジットカードを用意しておきましょう。
クレジットカードに付帯する国内/海外旅行傷害保険とは?
旅行中にトラブルに巻き込まれると、楽しい気分が台無しになるほか、思いがけない出費になることがあります。
国内/海外旅行傷害保険は、国内や海外への旅行中に起きた事故や盗難、購入品の破損などのトラブルを補償してくれるサービスです。
旅行中のトラブルは、主に以下の5つが挙げられます。
- ケガや病気の治療
- 移動中の事故
- 宿泊施設の火災
- 購入品の紛失や破損(過失含めて)
- 携行品の盗難
特徴としては、国内旅行傷害保険は最低限のものか補償がない場合が多く、海外旅行傷害保険は補償内容や金額が充実しているケースが多いです。
ただ、それはカード会社や一般・ゴールドなどのランクによって補償内容が異なり、カードを持っていれば自動で付帯されたり、カードの利用額に応じて保険が適用されたりとさまざまです。
そのため、旅行前には保険の加入は大切で、自分の旅行スタイルや目的に沿って選ぶ必要があります。
クレジットカードの旅行傷害保険で補償される項目
ここでは、クレジットカードの旅行傷害保険で補償される項目を解説します。
それぞれの内容や特徴を掘り下げていくので参考にしてください。
傷害・死亡・後遺障害の保険金
旅行中のケガによる死亡・後遺障害が生じた時にお金を受け取れる保険金です。
死亡や後遺障害は、それぞれ事故の日を含めた180日以内に死亡・後遺障害が判明した場合が対象になります。
保険金は、例えば三井住友カードなら、死亡の場合は被保険者の法定相続人に100%、後遺障害は保険金額×契約内容の保険金支払割合(100%~3%)が受け取れます。
傷害治療費用
旅行中に事故に合い、治療を受けた時や救急車で運ばれた際の費用を負担してもらえるサービスです。
ただ、現地では医療費を一時的に立て替えて支払う必要がありますが、ステータスに応じて50万円〜500万円程度の上限で補償されます。
保険会社が提携する医療機関で受診すれば、現金がその場でなくてもキャッシュレス決済が可能です。
疾病治療費用
旅行中から旅行後から48時間の責任機関以内に病気を発症した場合に治療を受けた場合の治療費を補償してもらえるサービスです。
補償される費用は、300万円程度が平均です。
また、感染症の場合は潜伏期間があるので、責任期間から14日以内に医師による治療を受けた場合も適用されます。
疫病が心配される地域に行く場合は付帯されていると安心のサービスです。
賠償責任
旅行中にホテルのキーを失くした、他人にケガをさせた場合の賠償金や訴えられた時の弁護士費用などに適用されます。
一般カードの補償額は最高2,000万円、ゴールドカードで最高4,000万円ほどです。
万が一、賠償責任が生じた場合は保険会社が関与しない場で賠償額の取り決めを行うと、補償の対象にならないことがあるので、注意しましょう。
また、賠償責任は旅行中だけでなく日常生活でも補償可能なプランがあるカードもあります。
携行品損害
旅行期間中に、身の回り品が盗難や破損、火災に巻き込まれた場合に補償してくれるサービスで、傷害保険の次に重視したい保険といっても過言ではありません。
とくに海外旅行中はスーツケースが壊れたり、カメラやスマホが盗まれるなどの被害は増え、携行品損害保険の需要が多くなっています。
また、限度額は最高20万円程度が多いですが、複数枚カードを持つと合算することもできるので、貴重品が多い旅では複数枚カードがあると安心です。
救援者費用
海や山などへ遭難した時の捜索や救護のほか、旅行者がケガや病気をした際に家族が駆けつけるための渡航費や宿泊費、通信費などが補償内容です。
補償額は100万円〜200万円程度が平均ですが、ランクの高いプラチナやゴールドカードだと500万円〜1,000万円程度まで上がります。
現地で亡くなった場合の遺体処理費や輸送費なども含まれるので、残された家族の負担をサポートしてくれる便利なサポートです。
入院保険金
入院保険は、旅行中の事故やケガで入院する際の費用を補ってくれます。
ただ、カードによっては死亡保険や後遺障害保険金などは付帯されていても、入院保険金は含まれていなかったり入院内容を限定していたりします。
例でいうと、三井住友カードの「ケガ安心プラン」には入院保険が含まれますが、交通事故のみです。
その他、JCBの「疫病入院プラン」は疫病によるもの限定というように、どんな保険が組み込まれているのか確認が大切です。
手術保険金
手術保険は、旅行中のケガや病気が原因で手術が必要になる際に補償される保険金です。
傷害保険や入院保険などとセットプランで用意されていることも多いので、プランの既定の入院日数に達していない場合は対象外になることもあります。
カード会社によっては日帰り手術から補償の場合や1泊2日から、5日目からなど幅広いです。
通院保険金
旅行中のケガや病気が原因で通院することになった場合に支払われる保険金です。
事故にあった当日から決められた日数を経過しても通院治療が必要な場合に適用されます。
だいたいは、事故日から1,000日以内の通院日数30日を限度に補償が受けられます。
入院保険金や手術保険金などと同様に、旅行傷害保険には含まれたり含まれなかったりするので、チェックしておきましょう。
具体的な条件は各カード会社の約款で個別確認
保険は用途別にセットになっていたりトッピングのように自分でカスタムすることもできるので、カード会社が用意する保険の種類や金額の確認が大切です。
自分がすでに加入している保険の内容と被りはないか、持っているクレジットカードがあれば違いを確認しましょう。
カードを複数枚持つ場合、保険内容が被っていれば額の大きい方を適用したり合算したりできるのことがあるので、旅行に行く前にチェックしたいポイントです。
ショッピング保険付きのクレカも存在
カード会社によっては、「動産総合保険」と明記していることがあります。
インテリアやスポーツ用品、カメラやブランドの時計、食器などをクレジットカードで購入した場合、50万円~500万円程度の補償を受けられるサービスです。
ショッピング保険の適用事例を紹介します。
- 車とすれ違い時に接触してブランドバックが破損した
- シャンデリアを吊るすときに壁にぶつけて一部が欠けてしまった
- 友達にあげたブランドの食器を不注意で落として割ってしまった
商品メーカーの補償は不良品の場合のみの備えが多く、過失は対象外になることが多いです。
クレジットカードのショッピング保険なら、自分の過失でも適用されるので、大きなメリットと言えます。
ただ、以下の場合はショッピング保険は適用されない場合があります。
- 配送中の破損
- 戦争や天災による破損
- 意図されない使用による破損
- 補償期間外
また、1事故に付き自己負担額が3,000円がかかることもあるので、補償内容を確認してみましょう。
クレジットカードに付帯する保険と損害保険会社の保険の違いは何?
クレジットカードに付帯する保険と損害保険会社の保険には以下の違いがあります。
| クレジットカードに付帯する保険 |
|
|---|---|
| 損害保険会社の保険 |
|
クレジットカードに付帯する保険は、何度も旅行や出張をする人におすすめです。
損害保険会社の保険は、自由度が高くカスタムしやすいメリットがありますが、旅行のたびに申し込む手間があります。
旅行でのトラブルは、日本国内でケガや病気になった場合は、健康保険証があれば大きな負担は少ないです。
ただ、冒頭でも解説した通り海外では自己負担額が多く、クレジットカードの旅行傷害保険では足りない心配があります。
滞在先の状況や旅行期間などを考えて、クレジットカードの保険と損害保険会社の保険を併せて利用するのがおすすめです。
国内/海外旅行でクレジットカードを作るメリット
国内/海外旅行をする時は、クレジットカードを持っていくと様々なメリットがあります。
そこでまずは、国内/海外旅行でクレジットカードを作るメリットについて解説します。
多額の現金を持ち歩く必要がない
クレジットカードがあれば、多くの店舗で買い物や食事ができるため、多額の現金を持ち歩く必要がありません。
特に海外は治安が悪い地域もあり、国内よりスリや窃盗にあうリスクが高いです。
しかも、現金の盗難は後述の旅行保険では補償されないため、多額の現金を持ち歩くのは極力避けるべきです。
その点、クレジットカードであれば、万が一盗難にあっても、クレジットカード会社に電話をしてすぐにカードの利用を停止すれば、被害を最小限に抑えられます。
ただし、中には利用可能な国際ブランドが限定されていたり、そもそもクレジットカードが使えなかったりする店舗もあるため、最低限の現金は用意しておいた方がいいでしょう。
両替やチップの支払いの手間が不要
クレジットカードがあれば、両替やチップの支払いの手間が不要です。
海外で現金払いをしようとすると、現地通貨に両替をする必要があり、手間や手数料がかかってしまいます。
また、海外ではチップを支払うのが主流です。
チップの相場は料金の15~20%程度ですが、日本では馴染みのない風習のため、支払いに戸惑うことがあるかもしれません。
その点、クレジットカードであれば両替の必要はありませんし、チップも総額に含めてクレジットカードで支払いが可能なため、非常に利便性が高いと言えます。
旅行傷害保険が付いている
クレジットカードの中には、旅行傷害保険が付いているカードがあります。
旅行傷害保険とは、旅行中に病気やケガをしたり手荷物の盗難にあったりした場合に、補償を受けられるサービスです。
旅行傷害保険の一般的な補償項目は、以下の通りです。
| 補償項目 | 補償の対象 | 国内旅行 | 海外旅行 |
|---|---|---|---|
| 傷害死亡 | 死亡した時 | 〇 | 〇 |
| 後遺障害 | 障害が残った時 | 〇 | 〇 |
| 傷害治療費用 | ケガで治療を受けた時 | - | 〇 |
| 疾病治療費用 | 病気で治療を受けた時 | - | 〇 |
| 入院 | ケガで入院した時 | 〇 | - |
| 通院 | ケガで通院した時 | 〇 | - |
| 手術 | ケガで手術した時 | 〇 | - |
| 賠償責任 | 法律上の賠償責任を負った時 | - | 〇 |
| 携行品損害 | 持ち物が盗難された・破損した時 | - | 〇 |
| 救援者費用 | 入院などで家族を現地に呼び寄せた時 | - | 〇 |
特に海外では、日本に比べて医療費が高額になったり、スリや窃盗の被害にあったりすることも多いため、海外旅行をする時は海外旅行傷害保険の加入が必須と言えます。
旅行傷害保険が付いているクレジットカードであれば、旅行のたびに保険に加入する必要がないため、非常に便利です。
複数のカード付帯保険の補償金額は合算できる
もしも旅行保険が付帯されているカードを複数枚持っている場合には、補償金額を合算できるというメリットがあります。
例えば傷害治療費用として、Aカードでは100万円、Bカードでは200万円の補償が受けられる場合には、最終的には両者の合算額である300万円(100万円+200万円)の補償を受けられます。
ただし、損害保険は発生した損失を穴埋めすることが目的であるため、実際の損害額以上の補償は受け取れません。
なお、死亡・後遺障害の補償に関しては合算ができず、各カードの中で最も高い補償金額が適用されます。
前述の通り、海外では日本に比べて医療費が高額になるケースが多いため、万が一の事態に備えて複数枚のカードを併用すれば、一般の海外旅行保険並みの補償が受けられます。
年会費無料なのに旅行保険が付帯するカードもある
旅行保険が付いているクレジットカードは、年会費が有料のものだけと思われがちですが、実は年会費無料であっても、旅行保険が付帯するカードもあります。
例えば『エポスカード』は、年会費永年無料にもかかわらず海外旅行保険が自動的に付いてきます。
ただ、年会費有料のクレジットカードと比較すると、年会費無料の旅行保険は補償内容の面でやや劣っています。
とはいえ、コストを抑えつつ最低限の補償を受けたい人には、年会費無料で旅行保険が付帯するカードを選択するのもいいでしょう。
クレカの紛失・盗難時も保険適用されるので安心
全てのクレジットカードには紛失保険と盗難保険が自動的に付帯されており、紛失・盗難時も保険適用されるため、万が一の時も安心です。
クレジットカードの紛失保険・盗難保険の補償額は、不正利用されたと認められた全額です。
そのため、例えばクレジットカードの利用限度額が150万円であれば、紛失保険・盗難保険も最大150万円まで補償されます。
クレジットカードがないことに気付いたら、まずはクレジットカード会社に連絡してカードの利用を停止してもらいましょう。
その後はオペレーターの指示に従って、紛失保険・盗難保険の手続きを進めていけば、問題ありません。
海外旅行時に両替の必要がない
クレジットカードを持っていれば、海外旅行時に両替の必要がありません。
海外で現金払いをしようとすると、当然ながら日本円と現地通貨を両替する必要があり、手間や手数料がかかってしまいます。
さらに、旅行後に余った現地通貨を日本円に戻す時も、レートによっては損をする可能性があります。
その点、クレジットカードであれば両替が不要なため、レートを気にすることなく買い物ができる上に、カードによってはマイルを貯めることも可能です。
もちろん、多少の現地通貨は持っておく必要はあるでしょうが、カード払いが可能な店舗であれば、なるべくクレジットカードで決済した方がお得と言えるでしょう。
海外のATMでも現金を引き出せる
クレジットカードがあれば、現地のATMで海外キャッシングを利用して現金を引き出すことが可能です。
クレジットカードを持っていないと、海外旅行中に現地通貨が足りなくなった時には、現地の銀行やホテルを探して両替をする必要があります。
海外では街中にも両替所が多く存在しますが、そのような場所では金額をごまかされるリスクがあるため、なるべく利用しない方がいいでしょう。
その点、クレジットカードを持っていれば、ATMから現地通貨を調達できます。
最近は海外でもATMの設置場所が増えてきているので、非常に便利です。
海外旅行中に現地通貨が足りなくなることは実際よくあるため、海外のATMから現金を引き出せるという点は、クレジットカードの大きなメリットと言えます。
海外で身分や支払能力の証明となる
クレジットカードを持っていると、海外ではそれだけで身分や支払能力の証明になります。
日本での身分証明書は、運転免許証やマイナンバーカードなどが一般的ですが、海外ではクレジットカードが身分証明書として非常に有効です。
なぜなら、海外では日本のように簡単にクレジットカードを作成できず、クレジットカードを持っているだけで支払能力があることの証明になり、さらにはカード会社から身分確認が済んでいる人間として、身分の証明にもなるからです。
海外ではクレジットカードの有無によって、スタッフの対応やサービスの質が変わることも珍しくありません。
そのため、海外旅行にクレジットカードを持っていく必要性は、非常に高いと言えるでしょう。
海外ではクレジットカードを持っていないと利用できないサービスがある
純粋なメリットではありませんが、海外ではクレジットカードを持っていないと利用できないサービスがあるため、注意が必要です。
代表的なものとしては、ホテルやレンタカーです。
前述の通り、海外ではクレジットカードが身分や支払能力の証明となります。
そのため、クレジットカードを持っていないと、海外のホテルでは宿泊が断られることもあり、仮に宿泊できたとしても高額なデポジット(保証金)を要求されることがあります。
また、レンタカーについても、基本的に海外ではクレジットカードがないと借りられません。
仮に現金払いがOKだったとしても、必要書類の記入や車体の確認作業などを英語で行わなければならないため、非常に煩雑です。
その点、クレジットカードがあれば、サイン1つでホテルやレンタカーが利用できるため、海外旅行においてクレジットカードは必要不可欠と言えるでしょう。
買い物保険が付帯しているクレジットカードもある
クレジットカードの中には、買い物保険が付帯しているクレジットカードもあります。
買い物保険(ショッピング保険)とは、クレジットカードで購入した商品が破損や盗難などの損害にあった場合に、補償を受けられるサービスです。
補償金額には上限があるものの、買い物保険が付いていれば、購入後に万が一のことがあっても安心です。
補償金額や補償期間などはクレジットカードによって異なりますが、『イオンカード』は年会費無料にもかかわらず、補償期間が購入から180日となっており、補償内容が充実しています。
特に海外での買い物は、日本の時に比べてトラブルにあう可能性が高いため、なるべく買い物保険が付帯しているクレジットカードで決済することをおすすめします。
国内/海外旅行保険が付帯するクレカで補償が適用される条件
クレジットカードの中には、旅行保険が付帯しているものがあります。
しかし、保険が適用されるためにはカードごとに条件があり、それを正しく理解していないと、いざという時に補償を受けられない可能性があります。
そこで本章では、国内/海外旅行保険が付帯するクレジットカードで、補償が適用される条件について解説します。
旅行損害保険の「自動付帯」と「利用付帯」の違いは?
クレジットカードの旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、まずはこの違いについて理解する必要があります。
自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで自動で適用される保険のことです。
そのため、クレジットカード発行後に一度もカードの利用がなかったとしても、保険が適用されます。
一方の利用付帯とは、旅行費用(交通費やツアー代金など)をクレジットカードで支払った場合にのみ適用される保険のことです。
そのため、旅行費用をクレジットカードで決済しないと保険が適用されません。
| 付帯方法 | 適用条件 |
|---|---|
| 自動付帯 | クレジットカードを持っている(利用がなくてもOK) |
| 利用付帯 | 旅行費用をクレジットカードで決済する |
一般的に自動付帯の方が補償を受けやすい分、利用付帯に比べて補償額が少ない傾向にあります。
保険の付帯方法は非常に重要であるため、自分のクレジットカードが自動付帯か利用付帯のどちらであるか、必ず事前に確認しておきましょう。
旅行保険の補償を受けられる利用方法は?
利用付帯は旅行費用をクレジットカードで決済することが保険の適用条件ですが、旅行に関する費用であればどんな費用でもOKというわけではありません。
利用付帯の適用条件はカード会社によって異なりますが、一般的には下表のようなカード利用が必要です。
| 旅行の種類 | 補償の条件と対象 |
|---|---|
| 国内旅行 |
|
| 海外旅行 |
|
このように、国内か海外かによっても違いがあるため、ご注意ください。
例えば、海外旅行保険の場合は、現地のホテルなどの宿泊費をカードで決済したとしても、保険は適用されないのが一般的です。
利用付帯の適用条件については、各カードの規約などで確認しておくことをおすすめします。
同種の保険が複数あっても保険金が単純に増えるわけではない?
クレジットカードを複数枚持っていると、同種の保険が複数になるケースがあります。
ただしその場合であっても、それぞれの保険の補償額の合計が保険金としてもらえるわけではありません。
なぜなら、損害保険は実際に受けた被害額(実損分)までしか保険金は支払われないからです。
損害保険の趣旨は、発生した損失を穴埋めすることです。
そのため、同種の保険が複数あっても単純に保険金が2倍になるわけではないので、ご注意ください。
ただし前述の通り、補償金額自体は合算できる(死亡・後遺障害補償は除く)ため、補償内容を厚くするという点では、メリットがあると言えます。
国内/海外旅行でのクレジットカードの上手な使い方
クレジットカードはふつうに使うだけでも様々なメリットがありますが、上手く活用すれば、旅行をさらに安全かつ快適にすることが可能です。
そこで本章では、国内/海外旅行でのクレジットカードの上手な使い方について解説します。
クレジットカードを複数持っていると保険の補償額が上乗せされる
前述の通り、クレジットカードを複数持っていると、保険の補償金額を合算できるため、結果的に補償額が上乗せされることになります。
海外では治療費が高額になることも多いため、海外旅行保険における傷害・疾病治療費用は、最低でも300万円は設定しておく必要があると言われています。
とはいえ、ゴールドカードやプラチナカードのようなグレードの高いカードでないと、1つのカードでそこまで補償されることはありません。
しかしながら、複数のクレジットカードを所有して、それぞれのカードの補償額を合算すれば、300万円まで達することも可能です。
旅行保険の補償内容を充実させたいのであれば、複数枚のカードを持つことも検討してみましょう。
現地通貨への両替よりもキャッシングの方が手数料が安い
海外旅行をする時は、最低限の現地通貨は用意しておく必要がありますが、その場合は海外キャッシングがおすすめです。
なぜなら、海外キャッシングの方が、両替所での両替よりも手数料が安くなる場合が多いからです。
両替所では通常3%程度の両替手数料がかかります。
一方、海外キャッシングの場合には両替手数料は不要ですが、18%の金利と220円のATM手数料(※カードによっては無料)がかかります。
キャッシングの金利は18%とかなり高いですが、これはあくまで年利のため、すぐに返済すればそれほど利息の負担はありません。
例えば1ドル100円と仮定して、10万円をドルに両替したケースでは、海外キャッシングを20日で返済すれば、下表のように両替所よりも手数料が安くなります。
| 両替方法 | 手数料 |
|---|---|
| 両替所 | 100,000×3%=3,000円 |
| 海外キャッシング | (100,000円×18%×20/365日)+220円=1,206円 |
特にマイナーな通貨ほど、手数料に大きな差が出てくるため、海外キャッシングの方がお得です。
ゴールドやプラチナカードなら海外旅行の特典が豊富
ゴールドカードやプラチナカードは、年会費が高額になることも多いですが、その分海外旅行の特典が豊富です。
特典の内容はクレジットカードによって異なりますが、一般的な特典は以下のようなものが挙げられます。
- 空港ラウンジの利用
- 手荷物宅配サービス
- レンタカーやホテルなどの割引サービス
その他、旅行中にトラブルが発生した時に相談できるコンシェルジュサービスや、パスポート紛失・盗難時のサポートサービスが付いているカードもあります。
このように、ゴールドカードやプラチナカードを持っていると、海外旅行をより充実したものにできます。
海外旅行が好きな人であれば、特典の内容でクレジットカードを選ぶのもいいでしょう。
国内/海外旅行におすすめなクレジットカードの注意点
クレジットカードは種類も豊富なため、利用目的に合ったものを選ばないと、メリットを十分に活かせません。
そこで本章では、国内/海外旅行向けのクレジットカードを選ぶ時の注意点について解説します。
海外旅行にはクレジットカードは2枚持っておく(最強の2枚を組み合わせる)
海外旅行をする時は、クレジットカードは最低でも2枚以上持っておくことを強く推奨します。
なぜなら、店舗によっては利用可能な国際ブランドが限定されていることが多いからです。
あらかじめ2つ以上のブランドを用意しておけば、現地で慌てずに済みます。
また、限度額対策としても、クレジットカードは2枚以上持っておいた方が安心です。
海外旅行ではクレジットカードの決済がメインになるため、万が一クレジットカードが限度額に達してしまった時のために、2枚以上用意しておいた方がいいでしょう。
さらに、海外旅行中はクレジットカードの紛失・盗難のリスクもあるため、2枚以上持っておいた方が安心です。
なお、クレジットカードを組み合わせる場合には、1枚は世界シェアNo.1のVISAが必須と言え、もう1枚はJCBかMasterCardを選択するのがいいでしょう。
付帯保険を最高補償額で選ぶのは間違い
クレジットカードの旅行保険を選ぶ時に、最高補償額を基準にして選ぶのは間違いと言えるため、注意が必要です。
なぜなら、最高補償額はあくまで死亡・後遺障害や賠償責任などの、その保険の中で補償額が最も大きい項目を示しているにすぎないからです。
傷害死亡・後遺障害に関する補償額が高額に設定されているカードであっても、その他の補償内容が薄ければ、保険としては不十分と言えるでしょう。
クレジットカードによって、補償項目や補償額は様々です。
保険を選ぶ時に何を重視するかは人によって違うでしょうから、中身もしっかりと確認しておく必要があります。
最高補償額だけを基準にして選んでしまうと、いざという時に必要な補償を受けられなかったり、補償が不十分であったりすることがあるため、十分にご注意ください。
海外で医者にかかると高額な治療費が発生する
海外旅行において、旅行保険の補償の中身は非常に重要です。
なぜなら、海外で医者にかかると高額な治療費が発生することが多いからです。
海外では日本のように公的医療保険制度が充実していない国も多く、医療費が莫大な金額になることは珍しくありません。
例えば、国(都市)別の「初診料」と「虫垂炎(盲腸)手術の治療費」の相場は、以下の通りです。
| 国(都市) | 初診料 | 虫垂炎(盲腸)手術の治療費 |
|---|---|---|
| アメリカ(ロサンゼルス) | 28,900~46,900円 | 749,000円 |
| イギリス(ロンドン) | 16,200~27,000円 | 945,000~1,350,000円 |
| 中国(北京) | 6,200~18,700円 | 77,800~1,556,000円 |
| 台湾(台北) | 6,400円 | 676,800円 |
| シンガポール | 6,700~9,000円 | 1,110,500~1,676,600円 |
| 日本(※参考) | 2,820円 | 600,000円 |
(参照:ジェイアイ傷害火災保険株式会社『海外での医療事情』)
このように、海外で医者にかかると、治療内容や入院日数によっては非常に高額な治療費が請求される可能性があります。
そのため、海外旅行における旅行保険の中身は非常に重要であり、補償項目や補償額の詳細まで確認する必要があるのです。
国内/海外旅行先でカード詐欺被害に遭わないための防止策
旅行先では、思いもよらぬトラブルが発生する可能性があります。
特に海外では、治安の悪い地域もあるため、事前にクレジットカードのセキュリティ対策をしておいた方が安心です。
そこで本章では、国内/海外旅行先でカード詐欺被害に遭わないための防止策について解説します。
ICチップ搭載のカードを利用する
1つ目の防止策としては、ICチップ搭載のカードを利用することです。
ICチップは膨大な情報を高度に暗号化して保存しているため、簡単にスキミング(情報を不正に抜き取る行為)ができず、非常に安全性が高いと言えます。
現在発行されているクレジットカードのほとんどは、ICチップが搭載されていますが、万が一ICチップ非搭載のカードを使っている場合には、切り替えを検討しましょう。
ただし、海外で使用する場合には、一部IC化に対応していない地域もあるため、注意が必要です。
カード裏面に必ずサイン(署名)を記載する
2つ目の防止策としては、カード裏面に必ずサイン(署名)を記載することです。
なぜなら、カード裏面にサインがないと、もし第三者の手に渡った時に、その者がカードに署名をすれば簡単に悪用できてしまうからです。
さらに、カードが不正利用された場合に、カード裏面にサインがないと補償がされないケースがあります。
というのも、裏面にサインを記載することはクレジットカードの規約で定められており、サインがないとカード会社から規約違反と判断される可能性があるからです。
このように、カード裏面にサインがないと様々なリスクがあるため、旅行の出発前に必ずサインを確認しておきましょう。
なお、カード裏面のサインは筆跡が重要であるため、海外で使う場合であっても、サインは漢字のままで問題ありません。
国内/海外旅行保険が付帯したクレジットカードの選び方
国内/海外旅行におすすめのクレジットカードはどんなことに注目して選べばいいのでしょうか。
ここでは、もしもの時にあると便利な「保険の付帯条件」や「補償金額」、手持ちがないときに便利な「キャッシュレスサービス」を3つピックアップしました。
選び方1:付帯条件で選ぶ(自動付帯か?利用付帯か?)
国内/海外旅行傷害保険付きのクレジットカードは、持っているだけで適用される自動付帯と、クレジットカードで旅行費用を支払うと適用される利用付帯があります。
メリット・デメリットは以下が挙げられます。
| 付帯条件 | 自動付帯 | 利用付帯 |
|---|---|---|
| メリット |
|
|
| デメリット |
|
|
| 保険の例 |
|
|
保険目的でクレジットカードを選ぶなら、海外旅行は自動付帯・国内旅行は利用付帯のカードや保険条件の異なるカードを2枚持つのがおすすめです。
選び方2:補償金額で選ぶ
必要な補償金額の例としては、60代以下の傷害・疫病治療費用が1人500万円以上、救援費用は300万円以上が無難です。
海外旅行で500万円以上かかるケガや病気を患う可能性は、日本で交通事故死する確率(3万人に1人)と同じくらいと言われています。
年会費が無料の一般カードでは、傷害治療費用が国内/海外どちらも50〜100万円程度と金額が低めです。
そのため、クレジットカードの補償金額を重視するなら、ゴールドランクやプラチナランクを目指しましょう。
ランクが上がると、傷害治療費用の補償金額が300〜500万円ほどになります。
すぐにランクの高いカードが欲しい場合は、年会費を支払うことで利用できますが、年齢制限や収入など発行条件が厳しいことがあります。
利用額が多ければ、カード会社からインビテーションで年会費を掛けずにランクアップも可能です。
選び方3:キャッシュレスサービスの有無で選ぶ
キャッシュレスサービス(キャッシュレス・メディカル・サービス)があるクレジットカードは、旅行先でケガや病気をして病院にかかった時、治療費を自己負担しなくて済みます。
適用されるには、クレジットカードが提携している病院に保険証券や被保険者証を持っていく必要があり、海外の場合はパスポートがいる場合も多いです。
ただ、持病の悪化や旅行前から発症している病気・妊娠や出産・歯科疾患・酒気帯び運転や無免許運転によるケガなどは適用されないので注意しましょう。
ただ、カード会社によっては持病の応急治療や救援費用担保などのサービスが用意されている場合もあるので、持病がある人は注目してみてください。
適用されれば病院と保険会社でやり取りをしてくれるので、あっても損はないサービスです。
国内/海外旅行におすすめなクレジットカードに関するよくある質問
本章では参考として、国内/海外旅行におすすめなクレジットカードに関するよくある質問と、その回答をご紹介します。
- 海外旅行にクレジットカードは必要?
- 海外旅行保険付帯のおすすめクレジットカードはどれ?
- クレジットカードに付帯する旅行保険の適用条件は?何を決済すれば良い?
- 航空便の遅延、欠航、乗り継ぎ遅延も費用も補償対象される?
- クレジットカードの旅行保険の適用範囲は本人のみ?家族も対象?
- クレジットカードの旅行保険の「旅行」の定義は?遠方の移動やレジャーにも適用される?
- 自動付帯でない場合、旅行代金を全額クレジットカードで支払わないと保険適用されない?
- 学生で卒業旅行に行きたいですが、おすすめのクレジットカードは何ですか?
- 海外旅行傷害保険が自動付帯となるカードを自宅に保管していても保険適用される?
- 複数の旅行保険付きカードを持っていたら、それぞれのカード会社から保険金を貰える?
- 年会費無料のクレカなのに、なぜ旅行保険が付いてくるの?カード会社にはデメリットしかないのでは?
- 1枚目がVISAなら、2枚目は何が良いですか?
- 現在学生でVISA・MasterCard・JCBの3枚のカードが欲しいのですが、全部持てますか?
- 年会費が高いほど補償内容が充実する傾向がある?
- 海外のホテルやレンタカーの利用にはクレジットカードが必須なの?
- 女性の旅行や買い物がお得になるクレカはどれ?
- 国内旅行・海外旅行でクレジットカード保険の利用付帯の裏技を教えて欲しい
- 旅行先のコロナにも安心の入院補償が付いたクレカを教えて欲しい
- クレジットカードの信頼度ランキングを知りたい
海外旅行にクレジットカードは必要?
海外旅行にクレジットカードは必要と言えます。
主な理由は、以下の通りです。
- 現地通貨に両替しなくても買い物ができ、現金の紛失・盗難リスクを抑えられるから
- 身分や支払能力の証明になるから
- ホテルやレンタカーなど、クレジットカードがないと一部利用できないサービスがあるから
クレジットカードがなくても、海外旅行は不可能ではありません。
ですが、非常に不便な上にリスクも高いため、海外旅行にクレジットカードは必要不可欠と言えるでしょう。
海外旅行保険付帯のおすすめクレジットカードはどれ?
海外旅行保険付帯のクレジットカードは、自動付帯であれば『エポスカード』、利用付帯であれば『セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード』がおすすめです。
エポスカードは年会費無料・自動付帯にもかかわらず、一般的な補償項目は全て揃っており、補償内容も他カードと比較して見劣りしない点が魅力です。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードはお手頃な年会費にもかかわらず、ゴールドカード並みの補償を受けられる点が魅力と言えます。
| エポスカード | セゾンブルーアメックス | |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 初年度:無料 2年目以降:3,300円(税込) ※25歳以下は年会費無料 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高3,000万円 |
| 傷害治療費用 | 1事故につき最高200万円 | 1事故につき最高300万円 |
| 疾病治療費用 | 1疾病につき最高270万円 | 1疾病につき最高300万円 |
| 携行品補償 | 1旅行につき最高20万円 | 1旅行につき最高30万円 |
| 賠償責任 | 1事故につき最高2,000万円 | 1事故につき最高3,000万円 |
| 救援者費用 | 1旅行につき最高100万円 | 1旅行につき最高200万円 |
クレジットカードに付帯する旅行保険の適用条件は?何を決済すれば良い?
クレジットカードによって異なりますが、一般的には以下の料金を決済すれば適用されます。
| 旅行の種類 | 決済対象 |
|---|---|
| 国内旅行 | ・宿泊を伴うパッケージツアー料金 ・公共交通機関料金 ・宿泊施設の料金 |
| 海外旅行 | ・パッケージツアー料金 ・公共交通機関料金 |
上記はあくまで一般的な例であるため、事前に各カードの規約などで確認しておきましょう。
なお、自動付帯の場合であれば、カードを持っているだけで保険が適用されるため、決済は必要ありません。
航空便の遅延、欠航、乗り継ぎ遅延も費用も補償対象される?
「航空便遅延保険」が付いているカードであれば、補償の対象になります。
航空便遅延保険とは、航空便の遅延や欠航が原因で臨時に発生した宿泊代や飲食代、手荷物の到着遅延や紛失により負担した衣類や生活必需品の購入費用が補償されるサービスです。
ただし、航空便遅延保険が付帯されているクレジットカードは少なく、現状はグレードが高い一部のクレジットカードにしか付帯されていません。
航空便遅延保険を付けたいのであれば、ランクの高いカードへの切り替えを検討する必要があります。
クレジットカードの旅行保険の適用範囲は本人のみ?家族も対象?
基本は本人のみですが、カードによっては家族も対象になります。
クレジットカードの旅行保険の適用範囲は、基本的に所有者本人のみです。
そのため、家族は対象にならないのが原則です。
しかしながら、「家族特約」付きのクレジットカードであれば、家族も本人と同様の補償を受けられます。
家族特約は、通常ゴールド以上の一部のグレードが高いカードにしか付帯していません。
そのため、家族特約を付けたい場合には年会費を負担する必要がありますが、旅行をするたびに一般の保険に加入する手間が省けます。
家族旅行をする機会が多い人は、家族特約付きのカードを持つことも検討してみましょう。
クレジットカードの旅行保険の「旅行」の定義は?遠方の移動やレジャーにも適用される?
クレジットカードによって定義は異なりますが、一般的には遠方の移動やレジャーにも保険は適用されると解釈されています。
海外旅行保険は、海外渡航を目的として、自宅を出発してから帰着するまでの間を補償する保険です。
海外渡航の目的は問われず、仕事であっても旅行として扱われるのが一般的です。
一方、国内旅行保険は適用範囲が複雑かつ限定的で、日帰りツアーや個人的に計画した旅行などには適用されないのが一般的です。
適用範囲について疑問がある場合には、事前にカード会社に確認しておくことをおすすめします。
自動付帯でない場合、旅行代金を全額クレジットカードで支払わないと保険適用されない?
旅行代金の全額を支払う必要があるかどうかは、クレジットカードによって違うため、確認が必要です。
一般的には、条件に「旅行代金の全額を支払う必要がある」と明記されていなければ、旅行代金の一部(公共交通機関の料金やツアー代金など)の支払いであっても、保険が適用されると解釈されています。
とはいえ、万が一の時に保険が適用されないと一大事となるため、事前にカード会社のホームページやサポートセンターなどで確認しておきましょう。
学生で卒業旅行に行きたいですが、おすすめのクレジットカードは何ですか?
学生の卒業旅行におすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
| カード | 年会費 | 旅行保険 |
|---|---|---|
| JALカード navi(学生用) | 在学中は無料 | 国内/海外(自動付帯) |
| ANA JCBカード(学生用) | 在学中は無料 | 国内/海外(自動付帯) |
| 学生専用ライフカード | 無料 | 海外のみ(自動付帯) |
学生はお金に余裕がないことも多いため、年会費無料で自動付帯のクレジットカードを選ぶのがいいでしょう。
海外旅行傷害保険が自動付帯となるカードを自宅に保管していても保険適用される?
自宅に保管していたとしても、保険は適用されます。
なぜなら、自動付帯のクレジットカードは所持していることが適用条件であり、クレジットカードが使用できる状態であれば、自宅に保管していたとしても適用条件を満たすからです。
ただし、年会費を支払っていなかったり、有効期限が過ぎたまま更新していなかったりする場合には、保険が適用されないため、ご注意ください。
複数の旅行保険付きカードを持っていたら、それぞれのカード会社から保険金を貰える?
それぞれのカード会社から保険金を貰えますが、実損額(実際の損害額)以上の保険金は受け取れません。
なぜなら、損害保険は発生した損失を穴埋めすることが目的であり、実際の損害額が上限となるからです。
例えば100万円の補償が受けられるAカードと、150万円の補償が受けられるBカードを持っていたと仮定しましょう。
この時、ケガの治療費として50万円が発生した場合には、50万円を上限として、それぞれのカードから下記の表のように按分した保険金が支払われます。
| カード | 按分比率 | 実際に貰える保険金 |
|---|---|---|
| Aカード(補償金額:100万円) | 40% | 20万円(50万円×40%) |
| Bカード(補償金額:150万円) | 60% | 30万円(50万円×60%) |
なお、死亡・後遺障害の保険金は、最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険から按分した保険金が支払われます。
年会費無料のクレカなのに、なぜ旅行保険が付いてくるの?カード会社にはデメリットしかないのでは?
カード会社としては、旅行保険を付けることで集客を目的としているからです。
保険はあくまで保険であり、実際に旅行中に保険を使う人はそれほど多くありません。
そのため、実際に支払う保険料より、無料の保険付帯による集客効果の方が大きく、カード会社にとってもメリットはあると考えられます。
1枚目がVISAなら、2枚目は何が良いですか?
国際ブランドのシェア率が高いJCBもしくは、Mastercardがおすすめです。
国際ブランドとは、クレジットカードを世界で利用するための決済システムのネットワークを持つブランドのことです。
そのため、シェア率の高い国際ブランドを選択しておけば、それだけ利用できる範囲が広がるため、シェア率の高さを基準に選ぶのがいいでしょう。
| 国際ブランド | 国内シェア率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1位:VISA | 50.8% | 国内/海外問わず使える |
| 2位:JCB | 28.0% | 国内やアジアで強い |
| 3位:Mastercard | 17.8% | ヨーロッパで強い |
| 4位:American Express | 3.1% | アジア圏で強い |
| 5位:Diners Club | 0.3% | レストランで強い |
(参照:Ipsos 『キャッシュ レス決済大規模調査の結果を発表、脱クレカが起きている? QRコード決済利用は躍進』)
基本的にVISAが1枚あれば海外でも困らないため、シェア率や特徴を見ながら2枚目を選択するのがおすすめです。
現在学生でVISA・MasterCard・JCBの3枚のカードが欲しいのですが、全部持てますか?
満18歳以上(高校生は除く)であれば、可能です。
カード会社も若者を積極的に取り込もうとしているため、複数枚のクレジットカードを持っている大学生や専門学生は珍しくありません。
ただし、2枚目以降のカード作成は、審査が厳しくなる傾向にあります。
そのため、場合によっては、メインカードの利用枠を減額したり、アルバイトを増やして収入を上げたりする必要があるでしょう。
前節で学生におすすめのクレジットカードを紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
年会費が高いほど補償内容が充実する傾向がある?
一般的には、年会費が高いほど補償内容が充実する傾向にあります。
例えば、三井住友カードの海外旅行保険の補償額は、通常であれば最高2,000万円ですが、ゴールドであれば最高5,000万円、プラチナであれば最高1億円です。
| カード | 年会費(税込) | 海外旅行保険の補償額 |
|---|---|---|
| 三井住友カード | 1,375円 | 最高2,000万円 |
| 三井住友カード ゴールド | 11,000円 | 最高5,000万円 |
| 三井住友カード プラチナ | 55,000円 | 最高10,000万円 |
ランクの高いカードは、旅行保険の補償内容だけでなく他の特典も充実していることが多いため、必要に応じて切り替えを検討してみましょう。
海外のホテルやレンタカーの利用にはクレジットカードが必須なの?
絶対に利用できないわけではありませんが、ほぼ必須と言えます。
前述の通り、海外ではクレジットカードが収入や身分の証明になります。
そのため、クレジットカードを持っていないと身分もわからず、社会的な信用がない人と疑われてしまい、ホテルやレンタカーの利用を断られることがあります。
仮に利用できたとしても、高額なデポジット(保証金)を要求されたり、交渉が必要になったりして、非常に手間がかかります。
このように、海外のホテルやレンタカーをスムーズに利用したいのであれば、クレジットカードは必須と言えるでしょう。
女性の旅行や買い物がお得になるクレカはどれ?
コロナの影響もあり、現金を持ち歩かずに、ショッピング時もカードで支払う女性が増えてきました。
そこで今回は、女性の旅行や買い物がお得になるカードを4枚紹介します。
| カード名 | 特徴 |
|---|---|
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【女性に嬉しいサービスが豊富】 ライフカードStellaは、乳がんや子宮頸がんの検診が無料になるクーポンを受け取れるなど、女性に嬉しいサービスが豊富なクレジットカードです。 海外利用に強いクレジットカードで、海外で利用すると3%をキャッシュバックしてもらえるので旅行好きの女性におすすめです。 海外・国内両方の傷害保険が自動付帯しているため無条件で保険が適用されるので旅行先でトラブルがあった際も安心の持っておいて損はない1枚でしょう。 また、JCB・ライフカードの様々な優待サービスを受けることができるようになっています。 ポイントも貯まりやすく、誕生月には3倍、オンラインショップL-Mallを利用すると最大25倍になります。 女性特有疾病の場合検診を無料で受けられるクーポンももらえるのでまさに30代女性向けのカードと言えますね。 |
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【ステータス性が高く、補償も手厚い老舗カード】 アメリカン・エキスプレス・カードは世界で幅広く使用されているとても有名な老舗のクレジットカードです。 持っているだけでステータス性があるカードですが、見た目だけではなく優待特典も非常に充実しているのはご存知でしょうか。 まず、国内外の空港ラウンジの利用が可能となっており旅行に出掛ける女性には特におすすめで、このカードを保有するとプライオリティ・パスのスタンダード会員に無料で登録可能なため世界に1,200ヶ所以上あるVIPラウンジの利用もできるという嬉しいサービスが付いています。 海外旅行保険も充実していて最高5,000万円の手厚い保障となっており、海外でトラブルなどがあった際に利用できる「グローバルデスク」では日本語で電話が可能なので安心で納得なサービス内容となっています。 |
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【年間費が永年無料で、高いポイント還元率も魅力!】 JCBカードWは、18~39歳限定で入会ができ、クレジットカードを初めて持つという若者や学生にピッタリのカードです。 スタバやAmazon、セブンイレブンなど身近で様々な店舗にて優待サービスを受けられるのが特徴です。 年会費も永年無料となっているので、普段の買い物を現金ではなくカードで決済する方が断然オトクです。 公共料金やケータイ代など月に必ずかかるお金もまとめてカード決済するとその分ポイントが貯まるのでまさに普段使いに適したカードと言えますね。 また、最長6ヶ月まで支払い月を変更できるスキップ払いも可能となっており、今月余裕がないけど少し先なら支払えるというときにとても便利なサービスが付いています。 |
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【常時1.2%という還元率の高さ!】 リクルートカードはホットペッパービューティやホットペッパーグルメ、じゃらんなどで決済をすると最大4.2%も還元されるとてもお得な女性向けのクレジットカードです。 食事や飲み会、美容院やエステ、マッサージ、ネイルなど食事代や美容代は毎月発生するものなので、そんなときにこのカードが1枚あればポイントをまとめて楽に貯めることができます。 月の携帯代や公共料金なども一緒に決済すれば更にポイントが増え、貯まったポイントをPontaポイントやdポイントに移行することも可能です。 もちろん日常で決済しても1.2%の還元率なので、まさに普段使いに最適と言えるでしょう。 海外・国内の傷害保険も付帯しているので旅行先でも安心な納得の1枚です。 |
国内旅行・海外旅行でクレジットカード保険の利用付帯の裏技を教えて欲しい
海外旅行では自動付帯と利用付帯のクレジットカードを併用すると、保険の補償期間を2倍にすることができます。
手順としては、以下の通りです。
1.最初の90日間は、自動付帯のカードで海外旅行保険を利用する
2.期限が近づいてきたら、利用付帯のカードで残りの期間の旅行代金を支払って、新たな保険を適用させる
クレジットカード付帯の海外旅行保険の保険期間は、最長90日間です。
そのため、90日以上の滞在では不都合が生じてしまいます。
しかし、上記の裏ワザを用いて自動付帯と利用付帯の保険を併用すれば、最大180日まで保険期間を伸ばすことが可能です。
長期の海外旅行を検討している人は、活用してみましょう。
旅行先のコロナにも安心の入院補償が付いたクレカを教えて欲しい
入院補償が付いたクレジットカードは、以下の通りです。
| カード | 入院時の補償額 |
|---|---|
| アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 日額5,000円 |
| JCBプラチナ | 日額5,000円 |
| ダイナースクラブカード | 日額5,000円 |
| 三井住友カード プラチナ | 日額5,000円 |
現状、入院補償が付いているのは、グレードが高い一部のクレジットカードに限定されています。
クレジットカードの信頼度ランキングを知りたい
クレジットカードの信頼度ランキングは、以下の通りです。
「信頼性」でカードを選ぶなら、銀行が発行しているクレジットカードがおすすめです。
1位:三井住友カード(NL)
| カード名 | 三井住友カード(NL) |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 基本還元率 | 0.5% |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard® |
| 旅行保険 | 海外:最高2,000万円 |
| 申込URL | 三井住友カード(NL)の申込はこちらから |
2位:JCB一般カード
| カード名 | JCB一般カード |
|---|---|
| 年会費(税込) |
|
| 基本還元率 | 0.5% |
| 国際ブランド | JCB |
| 旅行保険 | 海外:最高3,000万円、国内:最高3,000万円 |
| 申込URL | JCB一般カードの申込はこちらから |
3位:VIASOカード
| カード名 | 三菱UFJカード VIASOカード |
|---|---|
| 年会費(税込) | 永年無料 |
| 基本還元率 | 0.5% |
| 国際ブランド | Mastercard® |
| 旅行保険 | 海外:最高2,000万円 |
| 申込URL | VIASOカードの申込はこちらから |
まとめ
- クレジットカードに付帯されている、「旅行傷害保険」で万が一の事態に備える
- 特に海外では日本の健康保険制度は利用できないため、自己負担額が大きくなる
- カード会社やステータスによって、補償内容や金額が異なる
- クレジットカードを選ぶときは、自分の旅行スタイルに合わせることが大切
この記事では、「旅行におすすめのクレジットカード」について詳しく解説しました。
特に重要なポイントは、以下の4つです。
- 海外旅行にクレジットカードは必要不可欠(2枚以上持っておくことを推奨)
- クレジットカードの旅行保険を選ぶ時は、最高補償額よりも適用条件や補償内容の方が重要
- 複数の旅行保険付きクレジットカードを持てば、補償内容を充実させることも可能
- カード裏面にサイン(署名)が記載されているか、旅行前に要確認
旅行は楽しいものではあるものの、思わぬトラブルに巻き込まれることも多いです。
それだけに、事前の準備や万が一の時のための保険が重要になってきます。
海外で医療を受けると自己負担額が多く、ニューヨーク・マンハッタンでは救急車の利用で4万円、入院1日の部屋代だけで44万円かかります。
1回の受診や治療でも数十万円から数百万円掛かるケースが多いので、中でも海外旅行や出張に行かれる人は旅行傷害保険付きのクレジットカードがあると安心です。
旅行を安全かつ快適なものにするためにも、最適のクレジットカードを見つけておきましょう。
もし「どのクレジットカードが良いのかわからない…」と迷っている場合は、以下のように「目的別」で選んでみましょう。
「目的別」のおすすめクレジットカード
今回紹介した「旅行におすすめのクレジットカード」は、どれも特典豊富で魅力的なものばかりです。
ぜひ、あなたにとってベストなカードを探してみてくださいね。
























